9月23日・28日に「高1・2生」保護者会をオンラインで実施。
今回は生徒の皆さんにも聞いて貰いたい情報をてんこ盛りでお話しましたので、今回もHRを兼ねて生徒さんも同席という形で行いました。
内容を簡単にまとめてみましたので、ご確認ください。

第1部 大学入試の知識

年々複雑になっている大学入試。
私が大学受験を経験したのは、18歳人口がピークの時代でセンター試験がはじまろうとするタイミングでした。
その頃の私立大学入試はほぼ学部別の個別入試のみ。
試験当日、受験票を握りしめて満員電車に揺られながら大学のキャンパスまで足を運ぶしかない時代。
保護者の皆様もご経験があるのではないでしょうか。

多様化する大学入試(私立大学)

🎓

要点 大学入試は大きく 総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜 の3方式。ここでは国公立の情報は除き、私立大中心に整理しています。

🧭
総合型選抜(旧AO)
人物重視
  • 評価:志望理由書・自己PR、小論文、面接、活動実績などの総合評価。
  • 共通テスト:課す大学もあれば不要の大学も。
  • 向いている人:探究・部活動・ボランティア・資格などの実績を活かしたい。
志望理由書口頭試問プレゼンポートフォリオ
準備のコツ

早期にテーマを絞り、実績を「成果・役割・学び」で言語化。面接は録画練習で修正を。

🏫
学校推薦型選抜
高校の推薦
  • 指定校推薦:高校に割当枠。合格率高め・校内選考が鍵。
  • 公募推薦:全国から出願可。小論文・面接・学力試験を課す場合あり。
  • 共通テスト:利用型が増加(大学・方式による)。
評定平均小論文面接校内選考
準備のコツ

評定対策は高1から。公募は過去問で小論文の型を固め、面接は志望理由の一貫性を重視。

📝
一般選抜(私立)
学力重視
  • 大学独自試験型:各学部の独自問題。記述・思考力重視の大学も。
  • 全学部統一日程:同一問題で多学部併願可(例:明治・青学など)。
  • 共通テスト利用型:独自試験なしで判定。併願拡張に有利。
  • 英検等の外部試験利用:出願資格・得点換算(満点/加点)・参考資料として活用。
  • 特殊方式:小論文型・数学1科目型・科目絞り込み型など。
過去問研究配点比率出願パターン英検換算
💡
受験戦略:全学部統一日程+共通テスト利用で合格機会を最大化。英検準1級以上は得点換算の有利校を優先出願。
📌
方式の違い(かんたん早見表)
項目 総合型選抜 学校推薦型選抜 一般選抜(私立)
主な評価 人物・適性・活動実績 評定・面接・小論文 学力試験(+外部英語)
向いている人 強みや探究を示したい 評定が安定して高い 得点勝負で挑みたい
出願の幅 大学ごとに多様 指定校/公募で異なる 全学部統一・共通利用で広い

※本セクションは私立大学を中心に整理しています(国公立は含みません)。

現代の大学入試は高校生に優しい?

選択肢が増えたことで、メリットも多くあります。
・一つの大学の受験機会が増える
・共通テスト利用を使って複数の大学に出願できる
・自分の得意を活かすことができる
・英検スコアを利用することで当日安心して受験できる

一方、情報が多すぎて何が自分に合っているか、どれが有利になるのかわからないという不安な声も聞きます。
正直、受験生が自分で調べるのは限界がありますし、客観的は判断は難しいです。
東進には出願校決定システムがあり、日本全国の大学から合格可能性が高い順からソートをかけることができます。
まずは模擬試験を受験して、自分の現状を調べていきましょう。

第2部 勝利の方程式(東進の合格までの道標)

第2部では、東進の「勝利の方程式」についてご説明しました。
特に公立高校のカリキュラムでは、受験に必要な教科の学習が高3の夏、なかには冬になっても全部終わらないという声を聞くことがあります。(高校や教科によって様々です)
もちろん入試直前にインプット学習が終わっても演習する時間が取れません。
そこで、理想的には高3の5月末までにインプット学習をすべて終え、そこから演習期間に入る学習スケジュールで計画を組み立てています。

詳しくはこちらの記事にもまとめています。


東進の勝利の方程式については、動画を視聴していただくとわかりやすいので、再度確認したい方は校舎までご連絡ください。
「100万人いれば100万通り」の志望校対策。
同じ志望校、同じ偏差値、同じ判定の生徒でも、全く違う演習講座が出てくるのには本当に驚きます。
個人的には簿記検定の学習で苦労している真っ最中なので、この単元ジャンル別演習が社会人の資格試験にもあれば便利だなと思います。
(心から欲しいです)

第3部 模試の活用法

最後は模試を活用した高1から高3までの指導と、校舎長の想いをお伝えしました。

高校入試を終えたばかりの高1生にとっては、大学受験はまだ先。
ちょっと一休みしたいという生徒は少なくありませんし、その気持ちはとてもよくわかります。
でもライバルたちはすでに始めていますし、英検利用が拡大しているいま、高1から大学入試がはじまっているとも言えます。

とはいえ、なかなか実感も湧きにくいですし、目標もまだ決まっていないという生徒さんも多いです。
そこで活用して欲しいのが東進の模試。
常に絶対評価で自分の立ち位置を知ることができるので、近い位置にチェックポイントを置きそれを一つの指針としてチャレンジして貰いたいです。

この時期、英語リーディングで高1は50点、高2は70点が目標です。
次回の模試は11月2日の全国統一高校生テスト。全員目標を突破できるよう頑張っていきましょう!

最後に・・・

もうすぐ2026年共通テストまで100日。
八千代中央駅北口校も校舎内に緊張感が漂ってきています。
間に合うのか不安…という高3生から声を聞くことがありますが、ここからが伸びる時期。
現役生は最後まで伸びる!
(入試当日も伸びます!)


自分を信じて不安になり過ぎず頑張っていきましょう!

八千代中央で大学受験対策をお考えの方へ

興学社 東進衛星予備校 八千代中央駅北口校は、東葉高速線「八千代中央駅」から徒歩1分の通いやすい立地。
映像授業と丁寧な学習サポートで、高校生の志望校合格を全力でバックアップします。

八千代市内をはじめ、近隣のさまざまな高校に通う生徒の皆さんが日々学んでいます。
放課後や部活のあとに集中して学べる環境を探している方は、ぜひ一度校舎にお立ち寄りください。

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