
高校生必見!正しい音読のやり方|英語力を伸ばす4ステップ
「音読って効果あるの?」と疑問に思っている高校生へ。
実は、英語の成績を大きく伸ばしている生徒たちは、毎日「音読」を習慣にしているのです。
このコラムでは、英語力を効率的に高める正しい音読の5ステップをご紹介します。
STEP 0:意味のかたまりを理解する(スラッシュリーディング)
英文にスラッシュを入れ、意味の区切りごとに訳しながら内容を把握します。
内容理解なしの音読は効果が薄いため、最初に必ず英文の構造と意味を確認しましょう。
STEP 1:リピーティングで発音強化
英語音声を1文ずつ再生・停止し、聞こえたとおりに繰り返して発音します。
正確な発音とイントネーションを身につけ、スピーキング力の土台を作るステップです。
★正しい発音で音読できるようになるまでは【STEP 2】には進まず、【STEP 1】を繰り返す。
STEP 2:サイトトランスレーションで意味理解力アップ
英文をスラッシュごとに読み上げ、その都度日本語訳を言う練習です。
英語を英語の語順で理解する「思考の瞬発力」を鍛えることができます。
★「スラッシュごとに発音⇔スラッシュごとに和訳」がスムーズに行えるようになるまで【STEP 2】を繰り返す。(スムーズに言えるようになったら【STEP 3】へ進む)
STEP 3:オーバーラッピングで総合力を鍛える
音声と同時に英文を読み上げ、リズム・意味・発音の全てを意識します。
声を抑えて音声に重ねるように読み、リスニングとスピーキングの融合を目指しましょう。
【注】この段階では「発音」と「意味」の両方を意識して音読を行う。(単なる発音練習にならないように要注意)
★音声データと同じスピードで、かつ意味も自然と浮かんだ状態で音読できるようになるまで【STEP 3】を繰り返す。
STEP 4:音声だけで理解するリスニング力の最終強化
最初は英文を見ながら、慣れてきたら英文を見ずに音声だけ聞いて意味が取れるまで繰り返し練習しましょう。
更に慣れてきたら再生速度を上げて(1.1倍~1.25倍にして)速読力・リスニング力の同時トレーニングに進みます。
★上記のスピードで聞いてもスムーズに意味が浮かぶようになった段階で新しい長文へ移る。(日々、異なる長文を音読しても速読力アップには繋がりづらい)
音読は「毎日の継続」で力になる
音読は1日30分(少なくとも15分)、毎日続けることで効果が表れます。
発音やリズムを定着させるには、日々の積み重ねが最も重要です。
東進衛星予備校では、英語授業で使用した英文の音声データをダウンロード可能です。
授業で扱った英文をそのまま音読練習に活用することで、復習とスピーキング練習を同時に行うことができ、英語力の定着が加速します。
興学社 東進では、毎月1回行っているホームルームや、週1回の個別面談を通して「音読指導」も行っています。
英語の早期完成が大学受験成功のカギとなります!
※東進生は生徒POSの教材ダウンロードから音声データをダウンロードすることができます。(「正しい音読の仕方」も生徒POSのトップ画面から動画でも確認できます)