高2ホームルーム(6月)実施報告
「受験を意識した勉強習慣」と「学歴フィルターのリアル」
公開日:2026年6月24日
皆さん、こんにちは!最近は体調不良での連絡もちらほら増えています。季節の変わり目ですので、体調管理には十分に気を配ってくださいね。
さて、6月からのホームルームは、いつもの加藤先生とスタッフによるペアでお届けするシーズンが到来しました!今回のトップバッターを務めたのは、2年目の早水(はやみ)先生です。
前半は早水先生から「なぜ今勉強が必要なのか」、後半は加藤先生から「なぜみんなが大学受験を頑張る必要があるのか(学歴フィルターの存在)」について伝えました。
【前半】早水先生の自己紹介&キャンパスライフ
前半の担当は、明治大学 総合数理学部 ネットワークデザイン学科に通う2年目の早水(はした)先生です(「ユダ」と間違われがちですが「はした」です!)。現在は理系学部でプログラミングを学んでいます。
明治大学 中野キャンパス(2014年開設)のリアル
- アクセス抜群:八王子から中央線1本、中野駅から徒歩10分。新宿のすぐ奥で好立地!
- 綺麗なビル校舎:2学部のみ所属のアットホームで綺麗なビルキャンパス。
- シティボーイ生活:6階の休憩スペースは片面ガラス張りで景色が最高。お昼や空きコマの勉強に最適です。
高校時代(都立翔陽高校)は高3の9月までサッカー部に所属。高1の春に東進へ入学したものの、当初は疲れて受講できずに帰る日もありました。そこから少しずつ受験を意識して勉強習慣を作り、第一志望合格を果たした先輩です。
高校2年生の今、なぜ勉強習慣が必要なのか?
「高2が一番楽しい時期」だからこそ行事も部活も全力で楽しんでほしいですが、勉強を後回しにしていませんか?ここで東進高2生のリアルな現状をお伝えします。
【データ分析】高2生の平均登校日数と第一志望合格率
| 分析項目 | 現状の数値 | 東進が求める基準・合格率のリアル |
|---|---|---|
| 週間投稿日数 | 2.8日 | 週3日(基本目安)/長期的には大きな勉強時間不足に。 |
| 月間投稿日数 | 8.9日 | 月に12日は登校してほしいのが現状です。 |
| 2024年度 第一志望合格率 | 22.8% | 早水先生が実際に受験した年のデータ(約4〜5人に1人)。 |
| 2025年度 第一志望合格率 | 30.8% | 早水先生がチューターとして指導した年のデータ(約3人に1人)。 |
受験を意識した勉強習慣の定義
それは、「週4日で東進に来ること」です!
高校生活は体調不良や行事の準備などイレギュラーの連続です。受講を遅らせず計画を溜めないために、「週4日登校」を生活の基準にしてください。毎日一生懸命頑張る東進の先輩たちですら第一志望合格は厳しい世界です。勝負の分かれ目は、周りがまだ受験モードじゃない「高2の今の時期に、やるべき課題や受講を当たり前にやれているか」で決まります。
勉強習慣を作る3つの具体的メリット
1. 成績が安定する(科学 velvet証明)
一度覚えた内容も、復習しなければ理系理論の「エビングハウスの忘却曲線」の通り1日で約75%(4分の3)を忘れてしまいます。毎日コツコツ受講し、翌日に定期的な復習を行うことだけが、記憶を維持して成績を安定させる唯一の方法です。
2. 周りとの差をつけられる
高3になれば誰もが死ぬほど勉強を始めるため、そこから差を縮めるのは至難の業です。高2の今のうちに勉強習慣を作っておくこと自体が、そのまま大きなアドバンテージになります。
3. 高3で伸びる土台(体力・集中力)が作れる
高3は過去問演習などやるべきことが圧倒的に増えます。「部活を引退すれば時間ができる」という甘い世界ではないからこそ、長時間勉強し続けられる基礎体力と集中力を今から養う必要があります。
今日から始める!具体的なアクションプラン
【行動1】週4日投稿でマイルーティンを固定化する
成績を伸ばすには、受講(インプット)と演習(アウトプット)の掛け合わせが必須です。今の自分の状況に合わせてサイクルを固定しましょう。
- 受講が遅れている人:週4日投稿 + 週4受講(まずは遅れを取り戻す!)
- 9月末修了に間に合いそうな人:週4日投稿 + 週3受講 + 週1演習
- 受講が順調な人:週4日投稿 + 週2受講 + 週2演習(学校の予復習や参考書、テキスト演習に充てる)
【行動2】夏のオープンキャンパス(オーキャン)で目標を決める
具体的な目標がないとモチベーションは続きません。この夏は必ずオーキャンへ行きましょう!
オーキャンで見るべきポイント&直近のスケジュール
キャンパスの綺麗さや学びの内容を見るのは大前提。何より「先輩大学生の生の声」を聞いてください。模擬授業や展示ブースで、以下の工夫をして質問してみるのがおすすめです。
「この研究って、簡単に言うと何を目標にしているんですか?」
「この分野を研究するために、大学1〜2年生では何を学びますか?」
自分のレベルに落とし込んで質問することで、将来自分がそこで学ぶイメージがより具体的になります。
【注意】多くの大学は8月開催(7月中旬予約開始)ですが、中央大学(多摩)、横浜国立大学、東京科学大学などは6月中旬〜下旬に開催されています。イベント予約が終了していても今週末に入退場自由で足を運べる場合もあるため、検討している方はすぐにHPを調べてみましょう。
【後半】加藤先生パート:「なぜMARCH以上なのか」学歴フィルターの真実
ここからは加藤先生にバトンタッチし、将来の就職活動を見据えた「なぜ今、私たちは学歴(MARCH以上)にこだわるべきなのか」という、極めてリアルでシビアなお話をお届けします。
私たちが将来選びたい会社とは?
皆さんが将来、就職活動をするときに「どんな会社で働きたいか」を想像してみてください。
- 「比較的潰れづらい会社」 vs 「潰れるかもしれない会社」
- 「給与が高い会社」 vs 「同じ大変さなのに給料が低い会社」
- 「お休みや有給が自由に取れる会社」 vs 「お休みがほとんど取れない会社」
あえて過酷な道を選ぶ人は少ないはずです。特に「子どもが生まれたときに、運動会などの行事で自由に有給が取れる環境」や「家賃補助などの手厚い福利厚生」は、人生を豊かにするために欠かせない要素です。これらが充実しているのは、やはり資金と体力がある大企業(日本の会社のわずか0.3%)になります。
憧れの大企業の環境(例:キリンの本社)
早先生が通う明大中野キャンパスの隣にあるキリンの本社は、エントランスに入っただけでテンションが上がるおしゃれな空間。カフェのようなソファでパソコンを広げ、フリーアドレス(席が自由)で、緑に囲まれて仕事ができます。また、味の素のような企業では、年間休日124日、有給取得率78%、年間残業時間がわずか22時間(ほぼ毎日定時退社)という驚きのホワイト環境が整っています。誰もが「ここで働きたい!」と思うのは当然です。
人気企業が導入する「学歴フィルター」のシステム
しかし、誰もが働きたいと思う大企業には、想像を絶する応募が殺到します。たとえばキリンのエントリー数は約52,260人。これに対して、採用人数はわずか100人です。
企業の数少ない人事担当者が、5万通以上の履歴書をすべて1枚ずつ丁寧に読むことは物理的に不可能です。そこで行われるのが「学歴フィルター」による最初の仕分けです。特定の大学ランクに達していない履歴書は、中身を読まれることすらなく弾かれてしまうのが、この社会のリアルな構造です。
主要大企業の採用実績校の現実
実際にキリンや味の素の採用実績校を見ると、早稲田・慶應・明治・東大・京大・一橋・青学・上智・立命館といった難関大学がズラリと並びます。MARCH未満の大学からの採用は「飛び抜けた英語力がある」「圧倒的なインフルエンサーである」など、特別な一芸がない限り、1枠滑り込めるかどうかの至難の業です。
就活のチケットと「ガクチカ」
今の時代、大学名だけで内定が出るわけではありません。しかし、「大学名(学歴)は、面接のステージに上がるための最初のチケット」です。そのチケットを手に入れた上で、面接官から「学生時代に力を入れたこと(通称:ガクチカ)」を問われ、人間的な魅力をアピールしていくことになります。
勉強を頑張らなければいけない高校生の時期に、勉強すら頑張れなかった人が、大企業から「あなたは何を頑張れますか?」と聞かれて説得力のある回答ができるでしょうか?世の中は平等ではありませんが、努力した人が報われるという意味で「公平」です。高2の今、勉強から逃げてしまうことは、将来の選択肢を自ら狭める大きな損失に繋がっています。
現状の振り返り:全国統一高校生テストの結果と今週の受講コマ数
本日、先日の全統高の結果(リーディング)が発表になりました。後日受験の人は必ず自己採点をして、自分の立ち位置を確認してください。
目標である65点を超えて順調な人は、自分を大いに褒めてあげてください。しかし、点数が届かなかった人、結果が出なかった人は、胸に手を当てて振り返ってみてください。
「本当に本気で努力しましたか?」
スマホやSNSを毎日1時間以上、なんとなく眺めていませんか?周りがやっていないときにどれだけ頑張れるかが勝負です。点数は、これまでの自分の行動の現れでしかありません。
また、面談シートには「この1週間の受講コマ数」と「残りの総コマ数」を記載しています。部活が新体制になった、合唱祭があった、大会が近い……色々な言い訳(イレギュラー)はあるかもしれません。しかし、言い訳に関係なく大学受験の日は必ずやってきます。
今、行動を甘えさせて総コマ数が溜まっている人は、高3のスタートが遅れ、過去問対策が遅れ、最終的に「3人に1人しか受からない世界」で不合格になり、学歴フィルターに引っかかる……という最悪のマイナスサイクルに突入する危険性があります。まだ高2になったばかりの今なら、いくらでも修正が可能です!
総括:最高の夏を迎えるために、この6月で勉強体力をつけよう!
将来、「これがやりたい!」という奇跡的な仕事にドンピシャで出会えたら、それは一番幸せなことです。しかし、それが見つからないかもしれないからこそ、選択肢を広げるためのチケット(学歴)を持っておくべきなのです。ちなみに、校舎に新しく導入する「バランスボール」は学習効果を引き上げる科学的効果がありますので、ぜひ活用してくださいね!
東進スタッフから生徒の皆さんへ、最後のお願い
毎週のグループ面談や、担任助手と決めた予定・課題に対して、もっと「こだわり」と「熱意」を持ってください。担任助手は皆さんの合格率を100%にするために、逆算して今やるべきことを伝え続けています。「絶対にやりきる」という強い意志を持って、日々の受講に臨みましょう!
部活も、学校行事も、受験勉強も、すべてを全力でやりきる高2生が最後に笑います。夏休みに向けて、この6月中に東進へ週4日以上登校する「最強の勉強習慣」を全員で作り上げていきましょう!

